【5月24日 AFP】スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)は23日、カンピオナート・ブラジレイロ(ブラジル全国選手権)1部のフラメンゴ(Flamengo)から10代のビニシウス・ジュニオール(Vinicius Junior)を獲得したと発表。移籍金は4500万ユーロ(約56億円)とみられ、同選手は18歳を過ぎてからチームに加入することになる。

 現在16歳でストライカーのビニシウス・ジュニオールは、ブラジル代表で出場したU-17の南米選手権で輝きを放つと、スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)に所属するネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)と比較されるようになった。

 ビニシウス・ジュニオールの獲得には、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)や、フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)も関心を示していた。

 レアルは声明で「2018年7月からビニシウス・ジュニオールが移籍することでフラメンゴと合意に達した」と発表。

「同選手は2019年7月まで現在所属するフラメンゴでプレーするが、両クラブが合意すれば、前倒しでレアル・マドリードに加入することになる」

 レアルは移籍金の詳細については明かさなかったものの、スペインメディアの報道によると、金額は推定4500万ユーロと伝えている。(c)AFP