【5月22日 AFP】16-17イングランド・プレミアリーグは21日、第38節の試合が行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)はクリスタルパレス(Crystal Palace)に2-0で勝利し、リーグ最終戦を白星で飾ったが、ジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督はメディアに対応せず足早にスタジアムを後にした。

 ユナイテッドはシーズンを6位で終えており、モウリーニョ監督はチームの戦いに関するここ数週間の報道に怒りを募らせていた。

 ユナイテッドは24日にストックホルム(Stockholm)で行われるアヤックス(Ajax)とのヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2016-17)決勝を控えており、モウリーニョ監督はオールド・トラフォード(Old Trafford)での1年目でフットボールリーグカップ(England Football League Cup 2016-17)に続く二つ目のタイトル獲得の可能性が残されている。

 しかしリーグ戦で苦しんだユナイテッドは、特にオールド・トラフォードでは精彩を欠き、活字や放送のメディアは否定的な報道を繰り返していた。

 パレス戦後にユナイテッドの選手は、スタンドを一周してサポーターに感謝を示し、退団がささやかれているキャプテンのウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)に対してはスタンディングオベーションが起きた。

 しかしこの間にモウリーニョ監督は、テレビ、新聞、ラジオのメディアが集まる会見場に入ると、記者の多くがいなかったこともありわずか数秒でその場を後にした。

 クラブの公式テレビMUTVに対しても「決勝がある。家に帰らせてくれ。決勝なんだ」と言い放ち、試合終了から20分も経たずして本拠地を後にしたとも伝えられている。

 モウリーニョ監督の胸の内は、元リバプール(Liverpool FC)の監督で、現在はコメンテーターのグレアム・スーネス(Graeme Souness)氏に対するプログラムでのコメントから推し量ることができる。スーネス氏は、モウリーニョ監督がシーズン終盤の不調の原因は疲労にあると言い訳にすることに疑問を呈していた。

 モウリーニョ監督は、「なぜわれわれの選手が疲労しているのかを理解できない評論家のコメントを各メディアで見てきた。評論家は自身の哲学が忘れられない場合や、真実を隠したい場合は誠実ではなくなる」とスーネス氏を批判している。

「彼らの監督としてのキャリアがみすぼらしいとしても、それは私のせいではない」 (c)AFP/Ian WHITTELL