ビニャーレスがフランスGP優勝、ロッシは最終周まさかの転倒
このニュースをシェア
【5月22日 AFP】世界ロードレース選手権(WGP 2017)第5戦のフランスGPは21日、ルマン(Le Mans)のブガッティ・サーキット(Bugatti Circuit)でMotoGPクラス決勝が行われ、モビスター・ヤマハ(Movistar Yamaha)のマーベリック・ビニャーレス(Maverick Vinales、スペイン)が、バレンティーノ・ロッシ(Valentino Rossi、イタリア)との激しい勝負を制して優勝を飾った。
ビニャーレスの勝利は、自身を追う38歳の同僚ロッシが最終周に転倒したことで舞い込んだ。同じくヤマハで地元期待のヨハン・ザルコ(Johann Zarco、フランス)が2位に入り、チームの通算500勝目を祝った一方、レプソル・ホンダ(Repsol Honda)のダニエル・ペドロサ(Dani Pedrosa、スペイン)が3位に入っている。
ポールからスタートしながらも、レース序盤ではザルコにリードを許していた22歳のビニャーレスは「ただただ信じられない。最後まで、最終ラップまでベストを尽くした。ここフランスGPで、自分が持っているすべてをね」と喜んだ。
優勝争いのボルテージは、残り3周でロッシがトップに躍り出た瞬間に最高潮へ。ル・マンの激しい日差しを浴びる10万人の観客は、大盛り上がりとなった。これで勝負あったかにも見えたが、最終ラップでロッシがらしからぬミスを犯すと、ビニャーレスが再び首位に。抜き返しを試みたロッシだったが、最後はコントロールを失い万事休すとなった。
チャンピオンシップ争いでは、今季5戦目にして3勝目を挙げたビニャーレスが85ポイントとし、68ポイントのペドロサを2位に抑えた一方、ロッシは62ポイントの3位に後退している。また、昨季王者でホンダのマルク・マルケス(Marc Marquez、スペイン)はリタイアを喫し、4位となっている。
レース後に致命的な「ミス」を犯したと認めたロッシは「間違いなく、自分にとって今季最高の結果になる可能性があった」とした上で、「1ポイントも持ち帰れないのは大きな恥だ。確実な勝利を逃したのに加え、ポイントを取りこぼして総合順位のリードを失ったことについても、非常に申し訳なく思う」と悔やんだ。(c)AFP