【5月22日 CNS】書や掛け軸、骨董品から不動産などといった高級品も珍しくなくなった中国で、北京(Beijing)に住む大学生が「閑魚 (Xianyu)」というオークションアプリで自分の「おでこ」を広告スペースとして出品した。告白するも良し、謝罪、あいさつ、デートのお誘いなどにご利用ください、というわけだ。

「おでこ」を出品したのは北京で演劇を学ぶ大学2年生の趙さん。「95後(1995年以降生まれ)」と呼ばれるネット世代の彼はよく変わったことを思いつくのだという。今回も、たまたま自撮りをしていた時に自分をオークションにかけてみてはどうかというアイデアが浮かんだ。

 少し面長の彼は自分の顔を鏡で見ながらああでもないこうでもないと悩んだ揚げ句、おでこに決め、すぐに友人に頼んで写真を撮らせ、アプリに載せた。

 オークションで「おでこ」を競り落とした方は、そこに紙を貼ったり、直接書いたりして広告やサプライズにご利用ください、という宣伝文句も添えた。使用の際には先に電話予約が必要で、1回2時間。もちろん、法律、道徳、校則などに違反することは引き受けない。(c)CNS/JCM/AFPBB News