【5月18日 MODE PRESS WATCH】ファッションコンテスト「インターナショナル・ウールマーク・プライズ」2017-18年大会の、各国候補者が発表された。日本代表候補には、「ロギーケイ(ROGGYKEI)」と「ユイマナカザト(YUIMA NAKAZATO)」が選出された。

 羊毛のグローバル・オーソリティー「ザ・ウールマーク・カンパニー(The Woolmark Company)」が主催する本コンテスト。今年のアジア地区大会は7月10日、韓国・ソウルで開催。アジア地区から選ばれたメンズウェアとウィメンズウェア部門の各1組には「インターナショナル・ウールマーク・プライズ」ファイナル大会への出場権が与えられる。「ロギーケイ」はメンズウェア部門、「ユイマナカザト」はウィメンズウェア部門でそれぞれコンテストに挑む。

「ロギーケイ」は、興梠仁(Hitoshi Korogi)と景子(Keiko)のデュオデザイナーが手掛けるブランド。2人は大阪ファッションデザイン専門学校でパターンメイキングを学び、セレクトショップなどでキャリアを積んだ。ブランド名「ロギーケイ」は、仁の愛称「ロギー」と、景子の愛称「ケイ」を融合したもので、大阪を拠点に活動。米歌手レディー・ガガ(Lady Gaga)が着用したことでも話題となった。

 一方の「ユイマナカザト」は、ベルギーの名門アントワープ王立芸術アカデミー(Royal Academy of Fine Arts)の出身である中里唯馬(Nakazato Yuima)によるブランド。森英恵(Hanae Mori)以来、日本人史上2人目のオートクチュールデザイナーに選ばれた注目株だ。独自の素材開発や最新テクノロジーを用いたアイテム、異業種コラボなど、幅広い視野でファッションを捉えており、レディー・ガガやファーギー(Fergie)、エグザイル(EXILE)などの衣装デザインも手がけた経験を持つ。

■関連情報
・ザ・ウールマーク・カンパニー 公式HP:www.merino.com.jp
・インターナショナル・ウールマーク・プライズ 公式HP:https://www.woolmarkprize.com
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