ベンゲル監督、自身が「全権掌握すべき」と主張 ディレクター不要論を展開
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【5月10日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、アーセナル(Arsenal)のアーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督が9日、来季も指揮官の座にとどまることになってもスポーツディレクターは不要であり、自身がクラブの全権を掌握するべきだとの見解を示した。
クラブの上層部は、今夏からスポーツディレクターを据えてベンゲル監督と協働させたいと考えていると報じられているが、指揮官はこれに反発している。
1996年からアーセナルを指揮するベンゲル監督は、自身の去就が不透明な状況で、ファンから批判にさらされている中でもそのスタンスを変えていない。
サウサンプトン(Southampton FC)戦を10日に控え会見したベンゲル監督は、「アーセナルの監督は私だ。そして私がアーセナルの監督である限り戦略面での決定は私が下す。以上だ」と語っている。
「私にはディレクターの意味が分からない。誰かが右や左の指示を出すのか? 私には理解できないし、その意味が何なのかまったく分からない」
ベンゲル監督は進退を決めて3月か4月に発表すると以前話していたが、現時点でそのことについては言及していない。
ベンゲル監督とアーセナルとの契約は今季で満了を迎え、新たな契約が提示されているとも報じられているが、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)ではバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に無残に敗れ、リーグ戦でもトップ4から転落しており、ファンからは監督交代を望む声も上がっている。
なお、来季以降の契約についてここで明かすつもりはないかと問われたベンゲル監督は、ただ「ノー」と答えるにとどまっている。(c)AFP