【5月2日 AFP】16-17スペイン1部リーグは1日、第35節の試合が行われ、セビージャFC(Sevilla FC)は2-4でマラガ(Malaga CF)とのアンダルシアダービーに敗れ、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)の自動出場権獲得へ思わぬ痛手を受けた。

 ホルヘ・サンパオリ(Jorge Sampaoli)監督が率いる4位セビージャは、今季残り3試合で前を行く3位アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)との勝ち点差が3になった一方、チャンピオンズリーグ出場権を争う5位ビジャレアル(Villarreal CF)には勝ち点5差でリードしている。

 敵地に乗り込んだセビージャは前半30分、フランコ・バスケス(Franco Vazquez)のゴールで先制。しかし、その直後にはパブロ・フォルナルス(Pablo Fornals)に得点を許し、リードはわずか8分しか続かなかった。

 後半に入ると、セビージャの守備的ミスを突いた元FCバルセロナ(FC Barcelona)のサンドロ・ラミレス(Sandro Ramirez Castillo)が最近6試合で6点目となるゴールをニアサイドに決め、ホームのマラガが勝ち越しに成功した。

 追う展開となったセビージャは再びバスケスのゴールで同点に追いつくも、後半32分にラミレスのフリーキックからディエゴ・ジョレンテ(Diego Llorente)が頭で合わせたマラガが逆転。試合終了間際にはフアン・カルロス(Juan Carlos Perez Lopez)が押し込んで勝利を決定づけたマラガは、3連勝で12位に浮上している。(c)AFP