【4月24日 AFP】16-17イングランド・プレミアリーグは23日、第34節の試合が行われ、リバプール(Liverpool FC)が来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)出場へ致命的とも言える敗戦を喫した一方、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は同大会出場の希望が膨らむ勝利を挙げた。

 バーンリーFC(Burnley FC)と敵地で対戦したユナイテッドは、ジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督から名指しで不満を伝えられたことに奮起したアントニー・マルシアル(Anthony Martial)が先制点を決めると、ウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)の2点目にも絡み、2-0で快勝を収めた。

 ユナイテッドはこれでマンチェスター・シティ(Manchester City)との勝ち点差を1ポイントに縮め、チャンピオンズリーグ出場の可能性を大きく広げている。両チームは27日に直接対決を迎える。

 その一方で、リバプールはチャンピオンズリーグ出場が非常に危うくなった。本拠地にクリスタルパレス(Crystal Palace)を迎えたもの、元所属のクリスティアン・ベンテケ(Christian Benteke)に2得点を浴びて敗れ、2試合消化の少ないユナイテッドに勝ち点わずか2差に詰め寄られた。

 下位にいることが信じられないプレーをクリスタルパレスに見せられ、リバプールを率いるユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督も、なぜこのチームが一時は残留争いをしていたのかと首をひねっている。それでも監督は、クラブのファンと選手に対し、チャンピオンズリーグ出場を諦めてはいけないと呼びかけた。

「不満だし、もちろん残念だ。チャンピオンズリーグがわれわれの手からこぼれ落ちたと誰もが考えているが、シーズンはまだあと1か月あるし、明るさを失ってはならない。すべてを出し尽くして、手に入れられるものをすべてつかみ取らなくてはならない」

 一方でサム・アラダイス(Sam Allardyce)監督は、率いたチームを降格させたことがないという誇らしい記録が、クリスタルパレスでも続くことがほぼ確実になった。

 いくつかのポジションで台所事情が苦しくなっているユナイテッドだが、チーム得点王のズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)がけがで離脱し、さらにこの日はマーカス・ラシュフォード(Marcus Rashford)をベンチスタートにしたにもかかわらず、不振から抜け出せずにいるバーンリーから簡単に勝利を収めた。

 モウリーニョ監督は、「(ヨーロッパリーグ〈UEFA Europa League 2016-17〉の準決勝で対戦する)セルタ(Celta de Vigo)に勝てば決勝へ行けるし、もちろんチャンピオンズリーグに出るのは大切だが、このクラブはタイトルを欲している」と話した。

「プレミアリーグのタイトルをもたらすのは不可能だが、ヨーロッパリーグは優勝の可能性が25パーセントある。だからそちらに全力を尽くさなくてはならない」 (c)AFP/Pirate IRWIN