【4月18日 AFP】男子テニスのモンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2017)は17日、シングルス1回戦が行われ、大会第9シードのトマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)や第14シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)らシード勢が順当に2回戦進出を決めた一方、バーナード・トミック(Bernard Tomic、オーストラリア)のスランプは続く結果となった。

 ベルディハが予選勝者のアンドレイ・クズネツォフ(Andrey Kuznetsov、ロシア)に4-6、6-3、6-4で競り勝った一方、20日に20歳の誕生日を迎えるズベレフは、背中に問題を抱えるアンドレアス・セッピ(Andreas Seppi、イタリア)に6-1、6-2で完勝。今大会2度目の出場となる新鋭は、自身が居を構えるモナコ・モンテカルロ(Monte Carlo)で昨年は2回戦止まりとなっている。

 カイル・エドモンド(Kyle Edmund)はダニエル・エヴァンス(Daniel Evans)との英国対決を7-5、6-1のストレートで制し、前人未到となる10度目の優勝を狙うラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)との2回戦へ駒を進めた。

 スペインのシード勢は、第12シードのロベルト・バウティスタ・アグト(Roberto Bautista Agut)がニコラス・バシラシビリ(Nikoloz Basilashvili、ジョージア)に1-6、6-3、7-5で、第13シードのパブロ・カレーニョ・ブスタ(Pablo Carreno Busta)はファビオ・フォニーニ(Fabio Fognini、イタリア)との約2時間半に及ぶ熱戦を7-6 (7-0)、6-7 (4-7)、6-3で制している。

 一方、現在世界43位と低迷中のトミックは同41位のディエゴ・シュワルツマン(Diego Schwartzman、アルゼンチン)に1-6、6-7(3-7)で屈して6連敗となった。

 第2セットで4-2とリードしながらも敗れたトミックは、3か月前の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2017)で3回戦に進出して以来白星から遠ざかっている。(c)AFP