【4月16日 AFP】16-17イタリア・セリエAは15日、第32節の試合が行われ、ユベントス(Juventus)はゴンサロ・イグアイン(Gonzalo Higuain)が2得点の活躍をみせ、デルフィーノ・ペスカーラ1936(Delfino Pescara 1936)に2-0で勝利した一方で、ASローマ(AS Roma)はアタランタ(Atalanta)と引き分け、ナポリ(SSC Napoli)に勝ち点差を詰められた。

 勝利したユベントスは、足踏みをしたローマとの勝ち点差を8に広げ、前人未到のリーグ6連覇にまた一歩前進した。一方、引き分けたローマは、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)本大会出場を争う3位ナポリが勝利したため、ローマのリードは2ポイントまで縮まった。

 ユベントスのマッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)監督にとって唯一の誤算は、パウロ・ディバラ(Paulo Dybala)が足首を痛めて負傷交代をしたことだった。ディバラは欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第1戦のFCバルセロナ(FC Barcelona)戦で2得点を決めて3-0の勝利に貢献しており、チームは4日後に敵地での第2戦を控えている。

 それでもアレグリ監督は、「ディバラは打撲だが、楽観的でいるのには理由がある。バルセロナでは勇気とはっきりしたプレー、そして何よりゴールネットを揺らす意欲が必要だ」と話した。

 セリエAのタイトルについては、残り6試合となった段階でも、アレグリ監督はまだ何も決まっていないという姿勢を貫いている。ユベントスは第32節終了時点で勝ち点80を稼ぎ出しているが、指揮官は「数字上では、ローマは勝ち点90まで獲得する可能性がある。だから91まで伸ばさなければならない」と語った。

 一方、ローマは前半22分にヤスミン・クルティッチ(Jasmin Kurtic)に先制ゴールを許すと、後半開始すぐにエディン・ジェコ(Edin Dzeko)のゴールで追いついたものの、ここまで過去最高のシーズンを送っているアタランタ相手に勝ち点3を取ることはできず、ここから巻き返すのは非常に難しくなった。

 ローマのGKヴォイチェフ・シュチェスニー(Wojciech Szczesny)は「ユベントスは8ポイントのリードを手放さないだろう。後は残り試合に全勝して、2位を死守しなくてはならない。優勝争いは終わった」と話した。

 ローマが2位に終われば、優勝した2001年以降ではなんと9回目となるが、ナポリが3-0でウディネーゼ(Udinese)に勝利したため、チャンピオンズリーグ本戦の出場権が与えられる2位争いは混とんとし始めている。

 ローマのルチアーノ・スパレッティ(Luciano Spalletti)監督も、「ナポリから逃げ切るには全力を尽くさなくてはならない。彼らはトップレベルのチームだ。これからは2位を守ることを目指していく」と話した。(c)AFP/Justin DAVIS