【4月11日 AFP】17MLBは10日、各地で試合が行われ、9回2死からアンソニー・リゾ(Anthony Rizzo)がサヨナラ安打を放ったシカゴ・カブス(Chicago Cubs)は3-2でロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)に勝利した。

 雨の影響で試合開始が約2時間遅れたが、リグレー・フィールド(Wrigley Field)での本拠地開幕戦前には、昨季のワールドシリーズ(7回戦制)優勝バナーが掲げられた。カブスの選手は12日にチャンピオンリングが手渡されることになっているが、この日のセレモニーは、108年ぶりとなる悲願の優勝まで長年苦しみ続けてきたファンのためのものとなった。

 カブスのジョー・マッドン(Joe Maddon)監督は、「大リーグの全球場に行ったことがある。そこには良いものもあったし、素晴らしいファンの基盤や伝統があった」としたうえで、「しかし、ここにはそれとは違う何かがある…。情熱があるんだ」と話した。

 カブスは先発を務めたジョン・レスター(Jon Lester)が、6回を投げて被安打4、1四球、7奪三振、1失点の好投を披露。9回を無失点に抑えた6番手のウェイド・デービス(Wade Davis)が勝ち投手となっている。

 カブスは3回、カイル・シュワバー(Kyle Schwarber)が四球を選んで出塁すると、クリス・ブライアント(Kris Bryant)の適時二塁打で1-0と先制。4回には、先発レスターの内野ゴロの間に追加点を奪った。

 対するドジャースは、6回にコーリー・シーガー(Corey Seager)の適時二塁打で反撃を開始すると、8回にも1点を返して2-2の同点に追いついた。

 しかし、9回2死でバッターボックスに立ったリゾは、ドジャースの守護神ケンリー・ジャンセン(Kenley Jansen)がカウント1-1から投じた3球目を見事にはじき返すと、三塁走者のジョン・ジェイ(Jon Jay)が生還してゲームセットとなった。

 自身通算6度目のサヨナラ安打を決めたリゾは試合後、「野球をプレーし続ける限り覚えているだろう」と喜んだ。(c)AFP