ジダン監督、優勝逃せば去就は「わからない」 ダービーは引き分けに終わる
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【4月9日 AFP】スペイン1部リーグ、レアル・マドリード(Real Madrid)のジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督が8日、今季主要タイトルを獲得できなかった場合、自身の去就は不透明になることを示唆した。
2016年1月にレアルの指揮官に就任して以降、ジダン監督はクラブを通算11度目の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)制覇に導き、今季はUEFAスーパーカップ(UEFA Super Cup 2016)とクラブW杯(2016 FIFA Club World Cup)のタイトルを獲得するなど、ここまで素晴らしい成績を収めてきた。
しかし、今夏に3期目の当選が有力視されているレアルのフロレンティノ・ペレス(Florentino Perez)会長は、成績にかかわらず数々の監督を解任してきた悪癖がある。
バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)のカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は、レアルの指揮官時代にチャンピオンズリーグとスペイン国王杯(Copa del Rey)の二冠を成し遂げたが、その1年後に解任された。
アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)とのダービーを1-1で引き分けた試合後、ジダン監督はリーグ優勝か欧州チャンピオンズリーグ制覇を逃した場合、指揮官の座にとどまることはできるかという質問に対し、「それはほかの誰かに聞くべきだ。私ではない」と答え、自身の命運はペレス会長が握っているとの見解を示した。
「私はレアルの指揮官であり、このユニホームとこのクラブが求めるレベルの情熱を胸に指導に身をささげている。私にそれ以外のことを推測することはできない」
■落胆を隠せないジダン監督
同日に行われたスペイン1部リーグ第31節の試合で、本拠地サンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)にアトレティコを迎えたレアルは、終盤にアントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)に同点ゴールを許して1-1の引き分けに終わり、リーグ優勝を大きく手繰り寄せることはできなかった。さらにレアルは、後半7分に先制点を挙げたペペ(Pepe)が肋骨を2本骨折するけがで途中交代を余儀なくされている。
レアルは今季残り8試合で2位FCバルセロナ(FC Barcelona)に勝ち点3差をつけているが、両クラブは23日にベルナベウで優勝の行方を占う直接対決を控えている。
ジダン監督は引き分けの結果に落胆を隠せず、「結果は引き分けだが、われわれは2ポイントを失った。きょうは誰の目にもわれわれの勝ち点3獲得が相応の結果だった」と語った。
一方、アトレティコはグリーズマンが終盤に今季公式戦23得点目を決めて引き分けに持ち込んだ。ディエゴ・シメオネ(Diego Simeone)監督は、完璧なオールラウンドプレーヤーに進化を遂げたグリーズマンを賞賛している。
「彼のような選手は言葉では表現しきれない。彼はよく走り、ハードワークをいとわず、ペナルティーエリアの中でも外でもプレーし、裏への抜け出しもこなす。これらすべてが私を興奮させてくれる」
「そういった才能豊かの選手がこんなにハードワークするのだから、見る楽しみは倍になるよ」(c)AFP