■資産は「各自の能力の結果」

 先月29日、大統領を補佐する連邦政府職員に無給で就任すると発表していたイヴァンカさんは、トランプ・インターナショナル・ホテルの持ち分を保持し続けるという。クシュナー氏の資産開示資料によると、イヴァンカさんが保持する同ホテルの株の価値は500万~2500万ドル(約5億6000万~約28億円)程度とみられており、イヴァンカさんには2016年1月から2017年3月までの間に同ホテルから賃貸料やロイヤルティーとして100万~500万ドル(約1億1000万~約5億6000万円)の収入があった。

 また今回公開された文書によると、クシュナー氏は政権入りの際に一族の不動産ビジネスに関連する200以上の企業などの幹部職を辞したが、自身の父親と共同経営していたビジネスからの利益は受け取り続けるという。

 自身も巨額の資産を持つトランプ大統領は大統領選の期間中、自分は労働者階級の米国人のために戦うと主張していたが、ホワイトハウスは31日、トランプ政権幹部の資産は各自の能力の結果だと述べた。

 290万~660万ドル(約3億2000万~7億4000万円)の資産を保有しているとみられるショーン・スパイサー(Sean Spicer)大統領報道官は、トランプ大統領の顧問たちは「この国のおかげで非常に恵まれ偉大な成功を収めたが、政権入りするために多くの資産を手放している」と述べた。(c)AFP/Carlos HAMANN, Margaret DONALDSON