【3月25日 AFP】米ツイッター(Twitter)は24日、有料サービスの導入を検討していることを認めた。実現すればマーケティングやジャーナリズムなどの目的でツイッターを利用するためのツールを拡充することになるという。

 同社が今週開始したユーザー調査で、アカウント管理で多くの人が使っている「ツイートデック(TweetDeck)」の高機能版の導入を検討していることが分かった。

 ツイッターは調査参加者に対し、「このプレミアムなツール群は、アラートやトレンド、アクティビティー分析、高度な分析といった閲覧や投稿、通知のための価値あるツールと制作・投稿ツールを、カスタマイズ可能な一つのダッシュボードにすべてまとめて提供することになります」と述べた。

 同社はAFPに送った声明で、今回の調査の狙いは「新しい高機能版ツイートデックへの関心の高さを調べること」だと述べた。

 ツイートデックの高機能化によりツイッターは、複数アカウントの管理や、発信したメッセージの反響の大きさを測定する「フートスイート(Hootsuite)」や「ソーシャルフロー(SocialFlow)」といったサードパーティーのサービスと競争することになる。(c)AFP