【3月24日 AFP】2018年サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)南米予選は23日、各地で行われ、アルゼンチンはリオネル・メッシ(Lionel Messi)がPKで決勝点を挙げてチリに1-0で勝利し、3位に浮上した。

 アルゼンチンは前半16分、アンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)がチリのホセ・ペドロ・フエンサリダ(Jose Pedro Fuenzalida)に倒されて得たPKをメッシが蹴り込んだ。

 エスタディオ・モヌメンタル(Estadio Monumental)での南米の強豪国同士の対戦は、この1点で決着をみた。

 アルゼンチンは2015年と16年のコパ・アメリカ(Copa America)決勝でチリと対戦し、2試合ともにPK戦の末に敗れていた。さらに、メッシは昨年の大会のPK戦でシュートをミスしていた。

 しかし、小さなマエストロはこの日はミスを犯すことなく、かつてFCバルセロナ(FC Barcelona)でチームメートだったGKクラウディオ・ブラーボ(Claudio Bravo)から得点を奪い、母国に大きな勝ち点3をもたらした。

 今予選13試合を終えたアルゼンチンは、これで勝ち点を22に伸ばし3位に浮上。首位にはこの日ウルグアイを破ったブラジルが勝ち点30で立ち、2位につけるウルグアイに勝ち点7差をつけている。

 一方敗れた南米王者チリは6位に転落し、本大会出場権獲得圏外となっている。(c)AFP