【3月19日 AFP】16-17スペイン1部リーグは18日、第28節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)は伏兵カゼミーロ(Casemiro)が決勝点を奪い、アスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)の猛攻をしのいで2-1で勝利した。

 レアルのジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督は「非常に苦しんだが、同時にわれわれは気持ちの強さを見せてプレーできた。非常に重要な試合だったし、勝ったことで良い流れを続けられる」と語った。

 クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)の折り返しからカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)が先制し、前半を終えたレアルだが、後半に入るとアリツ・アドゥリス(Aritz Aduriz)に同点ゴールを許した。

 それでもレアルは後半23分、伏兵カゼミーロがゴール前で決勝点を奪い、翌19日にバレンシア(Valencia CF)戦を控える2位FCバルセロナ(FC Barcelona)との勝ち点差を暫定で5に広げている。

 一方、敗れたビルバオはホーム無敗が19試合で止まり、欧州カップ戦出場圏内と勝ち点4差の7位で足踏みすることになった。

 アドゥリスはBeINスポーツ(BeIN Sports Spain)に対し、「明らかに僕らが試合を支配していた。絶好のチャンスは少なかったかもしれないが、相手のペナルティーエリアを取り囲んでいた。だけどレアルは2回のチャンスで2得点を決めた」と話した。(c)AFP/Kieran CANNING