■国と国との戦い

 一部の韓国メディアは、五輪で一度限りの栄光を目指す試みは無駄に終わると決めつけ、帰化した選手が大会終了後には新しいパスポートを捨てて国を離れるのではないかと懸念を示している。

 政府は戦力の輸入に加え、これまでは無関心だったアイスホッケーのために巨額の資金をつぎ込み、トップクラスの指導者を雇用したり、施設や用具を改善したりしている。しかし、その試みは尻すぼみとなりつつあり、人口約5000万人の韓国でプロの男子アイスホッケー選手は133人しかいないのが現状だ。

 1982年の日本戦で0-25で惨敗した韓国だが、近年ではパフォーマンスが向上しており、今年行われた冬季アジア札幌大会(2017 Sapporo Asian Winter Games)では、中国に10-0で完勝したほか、開催国の日本にも4-1で勝利するなどして銀メダルを獲得した。

 しかし、平昌五輪のグリープステージで、韓国はスイス、チェコ、そして五輪三連覇を目指す世界1位のカナダと同組に入っており、さらなる強敵との戦いが待ち受けている。

 レーガンは、カナダ出身の韓国代表選手が母国と対戦することについて、「そのことで興味が増して、僕らに注目が集まる要素になるかって? そうだね。だけど、アイスホッケーに変わりはない」とすると、「ユニホームを身に着けたら、何のために戦うのか、誰と戦うのかは承知の上だ」と強調した。(c)AFP/Hwang Sunghee