【3月12日 AFP】ラグビーイングランド代表のエディー・ジョーンズ(Eddie Jones)ヘッドコーチ(HC)は11日、スコットランドに61-21で勝利してシックスネーションズ(Six Nations Rugby 2017)連覇を果たしたものの、チームはまだ「スタートしたばかり」だと語った。

 7トライを挙げたイングランドは、オールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)と並びティア1のチームとしては最多の18連勝を飾った。

 英ITVに対してジョーンズHCは「選手たちを称賛したい。彼らは懸命に働き、新たな道を学んだ。プロ選手というのは新たなことを学ぶことをあまりしないが、彼らは非常に開かれた心を持っていた」とコメントした。

 ラグビーW杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)での1次ラウンド敗退を喫したイングランドの指揮官に就任後、いまだ負け知らずのジョーンズHCは「われわれが胸躍るのは、自分たちがまだスタートしたばかりということだ。4年間の計画の1年目というなかで、われわれはどんどん良くなってきている」と続けた。

 ジョーンズHCは、2019年のラグビーW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)での優勝を最終目標に掲げている。

 イングランドは来週行われる大会最終節のアイルランド戦で勝利すれば、グランドスラム(全勝優勝)を飾るとともに、ニュージーランドを抜いて史上最多となる19連勝を記録することになる。

「来週はグランドスラムが目的だ。それに向けてしっかりと集中していく」 (c)AFP