アルコール度数81%の強すぎるウオッカ、カナダ当局がリコール
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【3月4日 AFP】カナダ当局は3日、ラベル表記の2倍の81%という途方もないアルコール度数が検出された「ジョージアン・ベイ・ウオッカ(Georgian Bay Vodka)」数百本のリコールを発表した。
カナダ食品検査庁(CFIA)によると、このウオッカ654本は「ラベル記載のアルコール度数40%にするための適切な希釈」を経ることなく生産され、結果としてアルコール度数が81%になってしまったという。
CFIAは声明で、このウオッカを飲んで「具合が悪くなった」という報告はないと補足した。
オンタリオ州酒類管理委員会(LCBO)は、このウオッカは「飲用として安全ではない」と警告した。
LCBOは「アルコール度数80%の酒類を飲むと重い病気になる恐れがある」と述べ、問題となっているウオッカをLCBO認定店に持ち込み、全額返金を受けるよう促した。(c)AFP