【3月3日 AFP】音楽ストリーミングサービス世界最大手であるスウェーデンの「スポティファイ(Spotify)」は2日、有料会員が5000万人に達したとツイッター(Twitter)への投稿で明らかにした。

 業界第2位は、米アップル(Apple)の「Apple Music(アップルミュージック)」だ。アップルは昨年12月、有料会員数を2000万人と発表している。

 同社は昨年6月、広告付きの無料サービス会員を含めた全会員数を1億人と発表していた。この無料サービスは、一部レコード会社にとっての悩みの種となっている。

 スポティファイはライバルの追随を許さず、その優位性を維持してきた。2015年に音楽ストリーミングサービスを開始したアップルやヒップホップミュージシャンのジェイ・Z(Jay Z)の「Tidal」は、それぞれ独占的に楽曲を提供することで会員の獲得を試みている。

 米インターネット通販大手アマゾン(Amazon)は昨年10月、自社製スピーカーを利用する有料会員向けに割引価格でのサービスの提供を開始。ストリーミング競争に参入した。

 米国では昨年、ストリーミングサービスの有料会員数が2倍以上に増えている。(c)AFP