【2月26日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、レスター・シティ(Leicester City)の指揮官を解任されたクラウディオ・ラニエリ(Claudio Ranieri)前監督が25日、チームの練習グラウンドを訪れ、元教え子たちに別れの言葉を贈った。

 ラニエリ氏は解任を通告された翌日の24日、クラブ本社を訪れてオフィスの整理を行っていたが、その日は練習がオフだったため、昨シーズンともに奇跡のプレミアリーグ制覇を果たし、自身をクラブのレジェンドにする力になった選手たちに別れを告げることができなかった。

 ラニエリ氏は25日に再びクラブ施設を訪問。選手たちと最後のミーティングを行い、車で帰路につこうとする同氏にスカイ・スポーツ・ニュース(Sky Sports News)が取材を試みると、「とにかく、ファンのみなさんには感謝しかない。素晴らしかった。ありがとう」とコメントした。

「今は良い気分だ。レスターであれだけのことを成し遂げたからね。もう一度ああいうことが起きればうれしいが、それはすごく難しいだろう」

 面会について、感傷的な雰囲気にはなったかと問われると、ラニエリ氏は「普通だったよ」と強調した。

 クラブ上層部は23日、リーグ戦5連敗で完全に残留争いに巻き込まれたことを受け、指揮官を解任。ラニエリ氏は翌日の声明で「私の夢は終わった」と話していた。

「昨シーズンの歓喜、プレミア制覇を経て、私の夢はただ一つ、レスターという愛するクラブにいつまでも残ることだったが、残念ながらそれはもうかなわない。レスターにいる間いつも支えになってくれた妻のロザンナと家族に感謝したい」

「何よりも、レスター・シティFCには感謝しなくてはならない。信じられない冒険だったし、その記憶はいつまでも私とともに生き続ける。記者とメディアの方々にも感謝したい。われわれとともに、サッカー史上最高の物語を楽しんで報じてくれた」

 降格圏とわずか勝ち点1差のレスターは、27日のリバプール(Liverpool FC)との重要な一戦にラニエリ氏不在の中で臨む。(c)AFP