【2月17日 AFP】イングランド・プレミアリーグのサウサンプトン(Southampton FC)が16日、ウルグアイ代表DFのマルティン・カセレス(Martin Caceres)と今季終了までの契約を結んだことを発表した。

 優勝した2011年のコパ・アメリカ(2011 Copa America)や、準決勝に進出したW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)のメンバーとして、ウルグアイ代表で68試合に出場している29歳は、昨シーズン終了時にイタリア王者のユベントス(Juventus)を退団すると、その後は無所属になっていた。

 2015年に足首の故障に悩まされ、昨年には右アキレス腱断裂を経験したカセレスは、名前は明かさなかったものの、他の複数クラブを差し置いてセインツ(Saints、サウサンプトンの愛称)を選択したという。

 カセレスは、クラブを通して発表した声明で「イングランドのサッカー界における重要なクラブの一つとサインを結ぶことができ、非常にハッピーだ」と語った。

「すべてのオプションの中で、サウサンプトンに来ることがベストな選択だと思った。このクラブに加入できて本当にうれしい」

 1月にポルトガル代表DFでチームの主将を務めたジョゼ・フォンテ(Jose Fonte)がウェストハム(West Ham)に移籍していたサウサンプトンは、ビルヒル・ファン・ダイク(Virgil Van Dijk)も足首のけがで戦列を離れており、守備陣には穴があいていた。(c)AFP