【2月15日 AFP】イスラエル・テルアビブ(Tel Aviv)近郊のラマトガン(Ramat Gan)で13日から開催されているダイヤモンドの国際見本市、第6回インターナショナル・ダイヤモンド・ウイーク(International Diamond Week)でロシア皇帝エカテリーナ2世(Catherine II)の王冠のレプリカが展示され、話題を集めている。

 30か国から集まった大勢のバイヤーがダイヤモンドの買い付けや査定を行う中、会場となる巨大なホールの入り口でさんぜんと輝いているのは、1万1352個のダイヤモンドや真珠があしらわれたエカテリーナ2世の王冠のレプリカ。

 この王冠を所有するロシアのダイヤモンドグループ、クリスタル・スモレンスク(Kristall Smolensk)によれば価格は「お手頃価格」の2000万ドル(約23億円)。すでに複数のバイヤーと接触しており、成約の見込みは「有望だ」という。

 イスラエルにはベルギーのアントワープ(Antwerp)、インドのムンバイ(Mumbai)と並ぶ世界有数のダイヤモンドの研磨加工及び取引センターがある。(c)AFP/Jean-Luc Renaudie