【2月10日 AFP】リオネル・メッシ(Lionel Messi)を擁するアルゼンチン代表と、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)を擁するブラジル代表が、今年6月にオーストラリアのメルボルン(Melbourne)で親善試合を行うことが明らかになった。豪政府関係者が10日、発表した。

 国際サッカー連盟(FIFA)ランキングで現1位のアルゼンチンと同2位のブラジルの一戦が、世界最大のクリケットスタジアムで観客席10万を誇るメルボルン・クリケット競技場(Melbourne Cricket GroundMCG)で開催されることについて、ビクトリア(Victoria)州の観光相は、「ブラジル対アルゼンチンはサッカー界でも最大の試合です。それがメルボルンにやって来ます。試合の目玉は、メッシとネイマールの対決です」と述べた。

 地元紙は昨年12月、今年6月にロシアで開催されるコンフェデレーションズカップ(Confederations Cup 2017)に向けて、ブラジルもしくはアルゼンチンがオーストラリアに遠征し、試合を行う可能性があると伝えていた。

 南米屈指のライバル対決であるスーペルクラシコ(Superclasico de las Americas)では、ブラジルが2012年を最後にアルゼンチンに負けていない。アルゼンチンは現在29歳のメッシが最後にMCGでプレーした10年前に、オーストラリアに1-0で勝利している。(c)AFP