【2日3日 AFP】男子テニス、国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup 2017)は3日、ワールドグループ1回戦の試合が行われ、オーストラリアがチェコから2連勝を飾った。

 クーヨン(Kooyong)で行われた第1試合でオーストラリアは、初出場となったジョーダン・トンプソン(Jordan Thompson)がチェコのナンバーワン、イリ・ベセリ(Jiri Vesely)から6-3、6-3、6-4で金星を挙げると、第2試合では世界ランク15位のニック・キリオス(Nick Kyrgios)が6-2、6-3、6-2で同157位のヤン・サトラル(Jan Satral)を下した。

 世界65位のトンプソンは、驚くほどやすやすと同54位のベセリに勝利し、初日を1勝1敗で終えるというチェコの希望を断った。

 一方、1月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2017)シングルス2回戦で、暴言を吐いた上にラケットを投げつけて計5500ドル(約62万円)の罰金処分を受けたキリオスは、レイトン・ヒューイット(Lleyton Hewitt)監督が監視の目を光らせる中、そういった怒りっぽい振る舞いをみせることはなかった。

 キリオスはビッグサーブでサトラルを圧倒したものの、勝利を収めるまで6度のマッチポイントを要した。試合時間は1時間35分だった。

 両国の対戦は今回が通算9度目となっており、これまでの戦績はオーストラリアが7勝1敗とリードしている。前回の対戦は2年前に同じくワールドグループ1回戦で行われ、オーストラリアが3-2で勝利している。(c)AFP