【1月30日 AFP】ドイツ・バイエルン（Bavaria）州アルンシュタイン（Arnstein）で29日、庭の物置小屋から10代の若者6人の遺体が発見された。6人は前夜からここでパーティーを楽しんでいた。一酸化炭素中毒の可能性があるという。地元警察が明らかにした。

　死亡したのは、18～19歳の少年5人と少女1人で、この中には、物置小屋の所有者の息子と娘も含まれていた。ウンターフランケン（Unterfranken）警察の声明によると、子どもたちが前夜のパーティーから帰宅しないことを不審に思った父親が、翌朝に物置小屋で遺体を発見したのだという。

　警察は、6人の死因は今のところ不明だが、現場からは、暴力的な犯罪行為の形跡は確認できなかったとしている。物置小屋には薪ストーブがあった。6人はこれを使って暖を取った可能性があり、一酸化炭素中毒も視野に捜査が進められている。

　独紙ビルト（Bild）は、「（死因については）他の可能性も複数存在する」としながら、今後の司法解剖で詳細が分かるだろうと話す地元警察当局者の言葉をが伝えた。(c)AFP