【1月27日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)、シカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)のドウェイン・ウェイド(Dwyane Wade)とジミー・バトラー(Jimmy Butler)が、25日のアトランタ・ホークス(Atlanta Hawks)戦で屈辱の敗戦を喫したあと、チームメートを厳しく批判した。それを受けてガードのレイジョン・ロンド(Rajon Rondo)は26日、激しく反発している。ホークス戦ではバトラーが40得点、ウェイドが33得点の活躍をみせたものの、終盤に10点のリードをひっくり返され、ブルズは114-119で敗れた。

 マイアミ・ヒート(Miami Heat)時代に通算3度のNBAファイナル制覇を果たし、今季フリーエージェント(FA)でブルズに加入したウェイドは、「本当に勝ちたいと、みんなが望んでいるのか分からない」と口を切ると、「こんな負け方をしたら、絶対に心が折れる。俺は35歳で、これまで3度優勝している。若手よりも俺の方が悔しがっているなんて、あってはならないことだ。勝ちにこだわらなければ」と訴えた。

「ここにいる全員が、家に帰ったら食事どころじゃないと言いたいね。だけど、そうじゃない。そう願っているけれど、それほど悔しがっているのか分からない。こんな試合を経験したら落ち込むだろう。眠れなくなるし、誰とも話したくなくなる。こんな試合は屈辱だ。このロッカールームで、そう思っているやつがいるのか分からない」

 今季5回目の40得点を記録した27歳のバトラーも試合後、同様にチームメートを酷評し、「俺たちはまったくガードできていなかった。やりたいようにやった結果、負けてしまった。これが今年のチームだ。何度も何度も、同じことの繰り返し。これは初めての経験じゃない。以前にもあった」と不満をあらわにしていた。

 一方、ボストン・セルティックス(Boston Celtics)時代にNBAファイナル制覇を経験し、今季からブルズに加入したロンドは、自身のインスタグラム(Instagram)に古巣のチームメートであるポール・ピアース(Paul Pierce)とケビン・ガーネット(Kevin Garnett)氏と一緒にプレーしていた写真を投稿し、「俺の大先輩たちは、メディアに頼ったりしなかった」と反発した。

「負けても、彼らは俺たちを責めたりしなかった。自分たちで責任を負いながら体を鍛え、若手に練習することの意味を示していた」

 ロンドはまた、経験不足の選手を責めるのは不公平だとし、「若手は練習している。力を示しているし、責められるべきじゃない。問題があるとすれば、それはリーダーシップだ」と主張した。

 リーグを代表するレジェンドのマイケル・ジョーダン(Michael Jordan)氏を擁した1990年代に、合計6度の優勝を果たしているブルズは、2011-12シーズン以降、プレーオフではカンファレンス準決勝止まりとなっている。(c)AFP