【1月26日 AFP】イングランド・フットボールリーグ1(3部)のサウスエンド・ ユナイテッド(Southend United)で、長年グラウンドキーパーを務めていたケン・ヘア(Ken Hare)氏が解雇されたことを受け、ライバルチームであるボルトン・ワンダラーズ(Bolton Wanderers)のサポーターが「嫌悪感」を募らせ、同氏の再雇用を求める嘆願運動を起こしている。

 サウスエンドに27年間勤務していたヘア氏は、ピッチが凍っていたために先週末のボルトン戦が延期されたことの責任を問われ、チームを解雇された。

 ボルトンファンは、イングランド(England)南東部に位置するサウスエンド(Southend)まで、800キロメートルの旅路が徒労に終わってしまったにもかかわらず、ヘア氏が仕事を取り戻すための嘆願運動を立ち上げた。そして、オンラインサイトで「われわれボルトンファンは、今回の件に嫌悪感を抱いている。彼の仕事を取り戻すために一緒に闘いたい」と呼びかけ、これまでに約1700人の署名を集めた。

「試合が延期されてしまうのは、いつだってがっかりするものだ。しかし、彼が失業するほどのことはない。われわれは、今回も彼がしっかり仕事をしていたと確信している。ケンのために立ち上がり、われわれが素晴らしいファンの集まりであることを示そう」

 サウスエンドはヘア氏の解雇を発表する際に、「与えられた仕事を遂行していない結果として、その人間が職を失うのは当然のことです。ヘア氏をめぐる必要な決断には失望しており、もちろん軽率に行われたものではありません」と述べていた。(c)AFP