【1月25日 AFP】スポーツ仲裁裁判所(CAS)は24日、コソボの欧州サッカー連盟(UEFA)加盟を不服とするセルビアの異議申し立てを却下した。コソボサッカー連盟(FFK)は、2016年5月にUEFAへ加盟。これに対し、セルビアサッカー協会(FAS)が決定の無効化を求めてCASへ異議を申し立てていた。

 CASは今回、UEFAの規定に加盟の条件は国連(UN)に認められた独立国という文言があることから、セルビアの主張への理解を示しつつ、コソボは国連加盟国ではないものの、加盟国の過半数がコソボの独立を承認しているため、UEFAに参加できると判断した。

 CASは声明で、コソボの「UEFA加盟承認は裏づけのあるものである」と述べ、セルビアの異議を退けた。

 国際オリンピック委員会(IOC)は2014年にコソボの加盟を承認。サッカー界でも、昨年5月のUEFAの決定を受けて、国際サッカー連盟(FIFA)が同様の判断を下している。

 コソボは1998年から99年にかけて、セルビアとアルバニアの民族対立の舞台となり、戦火に見舞われた。その後、2008年にセルビアからの独立を宣言した。(c)AFP