【1月23日 AFP】中国当局は22日、世界最多を誇る同国のインターネットユーザー数が昨年12月に7億3100万人に達したと発表した。中国国内では近年、特にオンラインショッピングを利用する消費者の需要が高まっている。

 中国の政府系調査機関、中国インターネットネットワーク情報センター(CNNIC)がウェブサイトに発表した声明によると、国内のインターネット総ユーザー数は2015年12月から6.2%増加し、欧州の全人口に並んだという。

 またCNNIC によると、国内でパソコンを利用する人の数は減っているが、一方で携帯電話でインターネットを利用する人の数は6億9500万人に上り、インターネットユーザー全体の95.1%を占めるという。

 中国では昨年、同国の電子商取引大手アリババ(阿里巴巴、Alibaba)が「独身の日」と称して11月11日に行ったオンラインショッピング・イベントで178億ドル(約2兆円)を売り上げ、米国で11月下旬の感謝祭(Thanksgiving)からサイバー・マンデー(Cyber Monday)までの5日間に当たる米最大のオンラインショッピング期間の売上額の2倍以上を記録した。(c)AFP