【1月24日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2017)は23日、男子シングルス4回戦が行われ、ワイルドカードのデニス・イストミン(Denis Istomin、ウズベキスタン)は大会第15シードのグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)に6-2、6-7(2-7)、2-6、1-6で敗れ、今大会で見せたおとぎ話のような活躍に終止符が打たれた。

 試合中に腰を痛めたイストミンを2時間24分で下し、同大会2度目の準々決勝進出を果たしたディミトロフは次戦、第11シードのダビド・ゴフィン(David Goffin、ベルギー)と激突する。

 2回戦で同大会を6度制しているノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)から大金星を奪った世界ランキング117位のイストミンは、この試合でもその片りんを披露したが、第2セットのタイブレークを落として以降は失速した。

 勝利をつかんだディミトロフは試合後、「信じられない活躍を見せた今大会に関し、デニスはすべての称賛に価する。彼は乗りに乗っていたし、この試合の序盤でも非常にいいボールを打っていた」として対戦相手のイストミンをたたえた。

「試合を通して体調が良かったし、タイブレークを制したのがターニングポイントだった。その後は自信を持てた」 (c)AFP