米上院、「狂犬」マティス氏の国防長官就任を承認
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【1月21日 AFP】米上院は20日、ジェームズ・マティス(James Mattis)元中央軍司令官(66)をドナルド・トランプ(Donald Trump)政権の国防長官として承認した。
マティス氏は賛成98反対1の圧倒的多数で承認された。これがトランプ氏の就任宣誓後初めて上院が行った議決となった。
「マッドドッグ(狂犬)」の異名を取るマティス氏は2013年に退役。「元軍人は退役から7年間は国防長官に就任できない」という連邦法の規定があるため、上院はまずマティス氏へのこの規定の適用を免除する法案を可決した。この免除法案はトランプ氏が大統領として初めて署名した法案となった。
マティス氏は共和党、民主党の両党、軍の大多数から高く評価されており、トランプ大統領が指名した他の閣僚候補と比べると円滑に承認された。(c)AFP