【1月19日 AFPBB News】目黒雅叙園(Meguro Gajoen)内の東京都指定有形文化財「百段階段(Hyakudan Kaidan)」で20日、800体の座敷びななど九州の伝統的なひな人形を展示する「百段雛まつり 九州ひな紀行Ⅱ(Hyakudan Hina-matsuri Vintage Hinadolls from Kyushu District)」が始まる。それに先立ち開かれた内覧会では、多くの関係者が会場いっぱいに広がるひな人形の世界に目を見張った。

 展示会場の「百段階段」は、1935年に建てられた木造建築。天井や欄間(らんま)に花鳥画などをあしらった豪華絢爛(けんらん)な室内装飾で知られる。そこに、九州7県、12地域より集められたひな人形約1000体を展示。大正から昭和時代にかけて活躍した歌人、柳原白蓮(Byakuren Yanagiwara)ゆかりのひな人形なども。3月12日まで。(c)AFPBB News