【1月16日 AFP】2016-17アルペンスキーW杯は15日、オーストリアのアルテンマルクト・ツァウヘンゼー(Altenmarkt-Zauchensee)で女子滑降第4戦が行われ、地元のクリスティン・シャイアー(Christine Scheyer)がW杯初優勝を飾った一方、右腕の故障からの復帰戦となったリンゼイ・ボン(Lindsey Vonn、米国)は13位だった。

 22歳のシャイアーは1分21秒15を記録し、2位のティナ・ワイラター(Tina Weirather、リヒテンシュタイン)に0秒39差、3位のジャクリーン・ワイルズ(Jacqueline Wiles、米国)に0秒54差をつけた。

 スウェーデンのインゲマル・ステンマルク(Ingemar Stenmark)氏が保持する歴代最多勝利数86の更新を目指すW杯通算76勝のボンは、首位と1秒54差の13位に入ったレース後、「かなりいい滑りができていたと感じた。まだ、本調子ではないだけ」と振り返ったうえで、「個人的には結果はあまり関係ない。再びレースできることがとにかくうれしい」と語った。

「もちろん自分自身には高い期待をしているけど、コンディションとトレーニングランが競技と同じ日に行われたことを考えても良かったと思う」 (c)AFP