TIU、賭博への関与で新たに豪若手選手を処分
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【1月14日 AFP】不正防止機関「テニス・インテグリティ・ユニット(TIU)」は13日、賭博に関与したとして、オーストラリアの男子選手カラム・パターギル(Calum Puttergill)に対し、6か月間の資格停止処分と罰金1万ドル(約115万円)を科したと発表した。今年7月までにパターギルが新たな違反を犯さなければ、最後の3か月間と罰金5000ドル(約57万5000円)は免除となる。
23歳のパターギルは、2012年5月から2014年11月にかけて、2つのインターネットの賭けサイトで計291件の賭博を行っていたことが発覚。いずれも自身がプレーしたものではなかったものの、TIUの規則では、世界のどこであろうとも選手がプロテニスの試合に賭けることは明確に禁じられている。
世界ランキングではダブルスで891位、シングルスで1207位につけるパターギルに処分が下されたのは、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2017)の開幕を16日に控えてのことだった。オーストラリアのテニス界は現在、不正行為が次々と発覚したことに対する失望感に包まれている。
TIUは今月10日にも、警察から八百長への関与が指摘された元選手のニック・リンダール(Nick Lindahl、オーストラリア)氏に対して、7年間の資格停止処分と罰金3万5000ドル(約404万円)を科し、不正行為と闘う姿勢を示した。
さらに別件では、昨年の全豪オープンテニスでジュニア王者として注目を浴びた18歳のオリバー・アンダーソン(Oliver Anderson、オーストラリア)が、同年10月に行われたチャレンジャー大会のトララルゴン・チャレンジャー(Traralgon Challenger)で八百長試合を行ったとして起訴され、3月に出廷することになっている。
この日はまた、ルーマニアのミハイタ・ダミアン(Mihaita Damian)が賭博行為に関与したことが発覚し、12か月間の出場停止処分と罰金5300ドル(約60万円)が科された。
ダブルスの世界ランクで1645位につけるダミアンは、2011年11月から2013年2月にかけて、2つの賭けサイトを通じてテニスの試合に119件賭けていたとされている。いずれも自身がプレーした試合ではなかったが、23歳の同選手は即座に処分が適用された。(c)AFP