【1月11日 AFP】米海兵隊は10日、最新鋭ステルス戦闘機F35の飛行隊が配備先となる山口県の米軍岩国基地(Air Station Iwakuni)に出発したと発表した。ドナルド・トランプ(Donald Trump)次期米大統領から高額な費用などを批判されたF35が米国外で配備されるのは初めて。

 出発したのは米海兵隊用のF35Bで、短距離離陸や垂直着陸が可能な機種。

 米防衛大手ロッキード・マーチン(Lockheed Martin)が開発・製造するF35は、現状の調達費が2443機で計3790億ドル(約43兆9000億円)と既に史上最も高額な航空機となっているが、費用はさらに膨らむとみられている。費用超過に加え、技術トラブルにも見舞われてきた。

 トランプ氏は先月、ロッキード・マーチンと競合する米ボーイング(Boeing)に対して、F35の代わりとなり得る戦闘機F18(スーパーホーネット、Super Hornet)のコストの見積りを求め、航空宇宙業界に衝撃を与えた。(c)AFP