【1月10日 AFP】来週退任するバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領に、次の仕事を用意している会社がある──音楽ストリーミングサービス世界最大手「スポティファイ(Spotify)」だ。

 同社は9日、「プレジデント・オブ・プレイリスト」に空きがあるとして求人広告を掲載。「高く評価されている国家の運営経験が8年以上」と応募条件について説明し、仕事は米ニューヨーク(New York)勤務であること、「団結心や勤労意欲があり、友好的で温和なノーベル平和賞(Nobel Peace Prize)受賞者」からの応募を求めるとした。

「プレジデント・オブ・プレイリスト」の仕事内容については、友人たちとバスケットボールをするときや、自らの名前を冠した国民健康保険制度について演説する直前など、様々な場面に応じた楽曲のプレイリストを作成することと記している。

 このユーモアにあふれる求人広告は、同社のダニエル・エク(Daniel Ek)最高経営責任者(CEO)がツイッターで明らかにしたもので、スポティファイから仕事の依頼を待っていると冗談で述べたオバマ氏への対応とみられる。

 オバマ氏はこれまで、夏の休暇向けに作成した楽曲のプレイリストを2年連続で公開しており、クラシックソウルやジャズが好みであることが分かっている。(c)AFP