■調査データに基づく研究

 英国の健康調査結果に基づく今回の研究は、運動の強度と実施期間については調査対象者の自己申告に依存しているため、因果関係の証明までには至らなかった。

 論文によると、週末戦士は男性であるケースが多く、毎週平均300分の運動を1日か2日で行っている傾向がみられたという。

 人々が行っている運動の種類には、ガーデニング、ウォーキング、サイクリング、ランニング、団体で行うスポーツなどが含まれていた。

 調査対象者の内訳は、大半が運動をしないグループが最も多く63%近くに上った。不十分は22%、週末戦士は3.7%、規則的グループは11%だった。

 調査対象者は年齢が40歳以上で、平均9年間の追跡調査を実施した。

 専門家らによると、運動はコレステロールの低下、体重増加の抑制、睡眠パターンの向上、心疾患、がん、糖尿病などのリスク低下などをもたらすことで、健康を促進するという。(c)AFP/Kerry SHERIDAN