マラドーナ氏がW杯出場枠拡大に賛成「素晴らしいアイデア」
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【1月10日 AFP】サッカー元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)氏が9日、W杯本大会の出場枠を48か国に拡大する案を支持する考えを示した。
1986年のW杯で母国を栄光に導いた56歳のマラドーナ氏は、スイス・チューリヒ(Zurich)のFIFA本部に集まった報道陣に対し、「(拡大案は)素晴らしいアイデアのように聞こえる」と語った。
「W杯レベルの大会に出場したことがない国に対し、より可能性を与えられる」
昨年、スキャンダルにまみれたFIFAのトップの座に就いたジャンニ・インファンティーノ(Gianni Infantino)会長は、本大会の出場枠を現行の32か国から増加させることを提案してきた。
インファンティーノ会長の案に対しては、多くの注目を集めるW杯のトーナメントとしての質が下がるという懸念など、批判も集まっているが、この日行われたFIFA幹部や往年の名選手たちとのミニトーナメントに参加したマラドーナ氏は、「大会のクオリティーは落ちないだろう」とコメントした。
FIFA理事会は10日、出場枠について正式な決定を下す予定だ。(c)AFP