【1月9日 AFP】男子テニス、ブリスベン国際(Brisbane International 2017)で優勝を果たしたグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)が、大会期間中にゲームセンター通いをしていたと告白した。

 25歳のディミトロフは「ここに来てからは、毎晩1時間半ゲームセンターに足を運んだ」とすると、「ものすごい楽しかった。とても幼稚だけど、毎回眠りに就くときに『ワオ、すごい気分が良い』と思ったんだ。非常に小さなことなんだけどね」と明かした。

 プレースタイルがロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)に似ているとして、「ベイビー・フェド(Baby Fed)」とニックネームがつけられたディミトロフは、2014年に自己最高の世界ランキング8位を記録した。

 けがや不調に泣いた2015年と2016年の前半はスランプに陥り、世界ランクは一時40位まで低下したが、昨季後半にかけて復調し、シーズン開幕戦となる今大会には世界17位として出場した。

 8日に行われた決勝で錦織圭(Kei Nishikori)を下し、2014年以来となる5回目のツアー優勝を成し遂げたディミトロフは、9日に発表される最新ランキングで15位に上昇することが決まっている。(c)AFP