【1月8日 AFP】フランス中部で8日、高速道路を走行していたバスが道を外れ道路脇に転落し、乗っていたポルトガル人観光客4人が死亡、約20人が負傷した。現場の道路は死亡事故が相次いでいることから、地元では「死の道路」と呼ばれていた。

 事故があったのはソーヌ・エ・ロワール(Saone-et-Loire)県を走る幹線道路の一部で、年に数件、死亡事故が起きているという。地元ニュースサイトによると、40人乗りのバスは8日、スイスに向けてこの道路を走行中に事故を起こした。

 バスの運転手は凍結した路面で車体を制御できなくなったとみられている。

 事故当日は欧州の広い地域が寒波に見舞われ、フランス中部と東部には警報が出されていた。(c)AFP