【1月9日 AFP】イングランドFAカップ(FA Cup 2016-17)は8日、3回戦の試合が各地で行われ、リバプール(Liverpool FC)は4部のプリマス・アーガイル(FC Plymouth Argyle)と0-0で引き分けた。

 公式戦では1962年4月以来となる両者の顔合わせは、プレミアリーグに所属するリバプールがボールを保持して数多くの好機を作ったものの、ネットを揺らすことはできず、敵地での厄介な再試合に持ち込まれてしまった。

 年末年始の連戦が一段落したことを受けて、ユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督は2日のサンダーランド(Sunderland AFC)とのリーグ戦から先発10人を変更し、主力の大半に休養を与えた。

 最終的に監督は、クラブ史上最も若い平均年齢21歳と296日の先発11人を送り出し、昨年11月のフットボールリーグカップ(England Football League Cup 2016-17)の試合でクラブ最年少ゴールを決めている17歳のベン・ウッドバーン(Ben Woodburn)も初先発を飾った。

 しかしチームは、今季のリーグ戦の順位に沿って並べたイングランドのサッカーピラミッドに照らせば68位下のチームに対し、試合を支配しながらも組織力で対抗する相手を最後まで崩しきれず、サウサンプトン(Southampton FC)とのリーグカップ準決勝2試合が組み込まれるなど、もともと詰まっている日程がさらに過密になる結果に終わった。

 試合終了のホイッスルが鳴ると、力なくピッチを後にするリバプールの選手とは対照的に、プリマスの選手は、まるで金星を挙げたかのように喜ぶアウェーサポーターの声援に拍手で応えた。

 所属するフットボールリーグ2で2位につけるプリマスは、今月中にFAカップ優勝7回の名門を本拠地ホーム・パーク(Home Park)に迎える。

 クロップ監督はBTスポーツ(BT Sport)に対して、「プリマス(Plymouth)にどれくらいの人が住んでいるかはわからないが、まるでプリマス中の人がペナルティーエリア内にひしめいているかのようだった」と話した。

「望んでいた結果ではないが、不満はない。これがサッカーだ。プリマスは引き分けと再試合に値するプレーをしていた」 (c)AFP/Tim ABRAHAM