ダイアナ元妃の手紙、計220万円で落札 王子らの様子つづる
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【1月6日 AFP】故ダイアナ元英皇太子妃(Princess Diana)の直筆の手紙6通が5日、ロンドン(London)で競売に掛けられ、合わせて1万5100ポンド(約220万円)で落札された。
これらの手紙はダイアナ元妃が1980~90年代に、王室の執事だったシリル・ディックマン(Cyril Dickman)氏宛てにつづったもの。
1984年、次男のヘンリー王子(Prince Harry)を出産してから5日後の手紙には「格別に幸せな時」と記し、長男のウィリアム王子(Prince William)が「弟をかわいがり、ヘンリーをひっきりなしに抱きしめたりキスしたりします。親もほとんど近寄らせてもらえないくらい!」と伝えている。
1997年に自動車事故で死去する5年前、アジア訪問に先立って寄せた手紙では、ヘンリー王子の学校での態度に問題があると明かし、「息子たちは元気で寄宿学校を満喫していますが、ヘンリーはいつも問題を起こしてばかりなんですよ!」と嘆いている。
今回の競売には、手紙6通の他、クリスマスカード、1947年のエリザベス女王(Queen Elizabeth II)の結婚式で出されたウエディングケーキの1片、女王から受け取ったメモなど、ディックマン氏が保管していた40点が出品され、計5万5000ポンド(約790万円)で競り落とされた。(c)AFP