【1月3日 AFP】男子テニス、カタール・エクソンモービル・オープン(Qatar ExxonMobil Open 2017)は2日、シングルス1回戦が行われ、大会第2シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は一時は1-5とされながらも、7-6(7-1)、6-3でジャン・レナード・ストラフ(Jan-Lennard Struff、ドイツ)を逆転で下し、今季初白星を飾った。

 世界ランク2位のジョコビッチは試合開始直後から二つのサービスゲームを落とすと、序盤は世界63位のストラフのビッグサーブに苦しんだ。

 それでもジョコビッチは、断固とした気持ちで最終的には逆転勝利を飾った。

「最高の立ち上がりではなかった。1-5とリードされたのだから、良いとは思えない。エンジンをかけるのに時間がかかりすぎたのかもしれない。今年の初戦だったし、どんな出だしになるかは分からない」

「少し足が動かなかったんだ。それに、ストラフは積極的にプレーして、サーブも見事だったからあんなことが起きたんだ。それでも、自分のリズムを見つけられる、サーブを読めるようになると分かっていたし、信じていたから落ち着き続けることができた。そうしたら、あんな結果になった」

 連覇を目指すジョコビッチは17本のウイナーを決めたものの、アンフォーストエラーは20本を数えた。一方、ストラフは9本のエースを沈めている。

 世界ランク1位の奪取を目指すジョコビッチは、順調に勝ち進めば現世界1位で第1シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)と7日の決勝で対戦することになる。(c)AFP