【12月27日 AFP】スペイン1部リーグ、FCバルセロナ(FC Barcelona)のネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)は、バロンドール(Ballon d'Or)受賞は目標の一つであるとしながらも、サッカー界で最も権威ある個人タイトルを獲得できなくても大したことではないと語った。

 ブラジル代表のネイマールは、スペインリーグ公式サイトのインタビューの中で、今年のバロンドールで最終候補に残れずがっかりしたか質問されると、「バロンドールを獲得できなくても、別に構わない」と答え、「バロンドールのためにプレーしているわけではない。サッカーが大好きで、ハッピーになりたいからだ」とコメントした。

「残念ながら、賞を勝ち取れるのは一人だけだ。バロンドール受賞は目標の一つではあるが、取れなくても死ぬわけではない」

 2007年にブラジル出身のカカ(Kaka)が選出されて以降、最近9年間でバロンドールを受賞したのはレアル・マドリード(Real Madrid)でプレーするポルトガル代表クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)と、バルセロナに所属するアルゼンチン代表リオネル・メッシ(Lionel Messi)だけとなっている。

 ネイマールは昨年、初めてバロンドールの最終候補まで残ったものの、最終的にはメッシが通算5回目の受賞を果たした。そして今月上旬に発表された2016年の受賞者は、レアルの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)制覇に貢献し、ポルトガルに欧州選手権(UEFA Euro 2016)のタイトルをもたらしたロナウドに決まった。

 2013年にカンピオナート・ブラジレイロ(ブラジル全国選手権)1部のサントスFC(Santos FC)からバルセロナに移籍して以来、ネイマールはリーグ制覇を2度経験しているほか、スペイン国王杯(Copa del Rey)、スペイン・スーパーカップ(Spanish Super Cup)、欧州チャンピオンズリーグ、クラブW杯(FIFA Club World Cup)のタイトルも獲得している。

  24歳のネイマールは現在、バルセロナの歴代最多得点記録保持者のメッシ、昨季のリーグ得点王でウルグアイ代表のルイス・スアレス(Luis Suarez)とともに、世界トップのサッカー選手の一人としてキャリアを築いている。

 ネイマールは「奇妙なことに、僕ら3人はそれぞれブラジル、アルゼンチン、ウルグアイの出身で、母国は南米のライバル同士だ。それでもどういうわけか、僕らはとても仲が良く、いつもお互いに冗談を言い合っている。彼らのような人々と一緒にサッカーができて、とても幸せだよ」と語った。(c)AFP