ドラクスラーのPSG移籍が決定、ボルフスブルクが発表
このニュースをシェア
【12月25日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のVfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)は24日、ドイツ代表のユリアン・ドラクスラー(Julian Draxler)がフランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)に移籍することが決まったと発表した。
両クラブは金銭面の詳細を明かしていないが、ドイツとフランスのメディアは、移籍金について3600万ユーロ(約44億円)から4000万ユーロ(約49億円)と報じている。契約期間は、2017年1月からの4年半だとボルフスブルクが発表した。
スピードに乗ったドリブルが持ち味のドラクスラーには、複数のクラブが獲得に興味を示していたが、PSGが競合を制した。
2015年夏にシャルケ04(Schalke 04)から3500万ユーロでボルフスブルクへ加入したドラクスラーだが、チームになじまず、以前から退団希望を公言していた。そのため移籍は予想されたことだった。
ドラクスラーの姿勢は、ボルフスブルクのクラブ内に緊張をもたらしており、先日はチームを率いるヴァレリアン・イスマエル(Valerien Ismael)監督が、「こういう類いの姿勢は、常にチームを混乱させる」と話していた。
移籍発表の声明で、ボルフスブルクのスポーツ部門を統括するオラフ・レッベ(Olaf Rebbe)氏は、「ここ数日、ユリアン・ドラクスラーおよび彼のマネジメント、またパリ・サンジェルマンと、熱のこもった前向きな話し合いを続けてきた。その結果、最終的にすべての当事者にとって非常に良い結論に到達できた」と話した。
イスマエル監督も、同じく声明で「もちろん、ユリアンがいなくなるのは悲しい。彼は飛び抜けた選手だ。しかしその一方で、誰にとっても正しい移籍だったとも思っている」と話した。
「直近のフランクフルト(Eintracht Frankfurt)戦、ボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)戦と、彼は再び全力を尽くし、クラブへの思いを示してくれた。フランス移籍が新たな挑戦になることを願っている」
一方のPSGは、今季は首位ニース(OGC Nice)と勝ち点5差の3位に甘んじるなど前半戦で苦戦し、また欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)の決勝トーナメント1回戦ではFCバルセロナ(FC Barcelona)との対戦も決まっているため、フットボールディレクターのパトリック・クライフェルト(Patrick Kluivert)氏が戦力補強を目指していた。
ドラクスラーはPSGで、アンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)、ルーカス・モウラ(Lucas Rodrigues Moura da Silva)、ハテム・ベン・アルファ(Hatem Ben Arfa)らとのウイングのポジション争いに臨むことになる。
独紙ビルト(Bild)は、ドラクスラーとクライフェルト氏が背番号23番の入ったPSGのユニホームを手にしている写真を掲載した。ドラクスラーはメディカルチェックを受けた後、移籍市場が開く来年1月1日以降に正式な契約を結ぶ。(c)AFP