【12月18日 AFP】インドネシア東部パプア(Papua)州の山岳地帯に位置する町ワメナ(Wamena)で18日、同国軍の輸送機が墜落し、搭乗者全員が死亡した。軍と警察当局が発表した。

 当局によると、13人を乗せた輸送機C130ハーキュリーズ(Hercules)は同州ティミカ(Timika)を離陸し、目的地に着陸する直前で墜落したという。

 同国の空軍幹部によると、墜落した輸送機は現地時間の午前6時13分に目的地に着陸する予定だったが、午前6時8分に地上から目撃され、その1分後には通信が途絶えたという。輸送機にはパイロット3人、技術者8人、航法士1人、軍幹部1人が乗っていたという。

 墜落現場周辺の天候は変わりやすいことで知られており、墜落機も雲への出入りを繰り返していたとされている。(c)AFP