【12月15日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)次期米大統領は14日午後、ニューヨーク(New York)のトランプタワー(Trump Tower)で大手IT企業トップと会談した。大統領選では大部分がヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏を支持していたIT業界との関係の修復や、雇用創出、貿易促進が狙いとみられる。

 記者団に公開された会談冒頭、トランプ氏は出席したIT企業トップに対し「あなたたちがうまくやっていく助けになることをしたい」と述べ、「すばらしい技術革新を続けてほしい。あなたたちのような存在は他にいない」と述べた。

 会談では、トランプ氏とマイク・ペンス(Mike Pence)次期副大統領が隣り合って座り、その周りをアップル(Apple)のティム・クック(Tim Cook)最高経営責任者(CEO)、マイクロソフト(Microsoft)のサトヤ・ナデラ(Satya Nadella)CEO、グーグル(Google)の親会社であるアルファベット(Alphabet)のラリー・ペイジ(Larry Page)CEOらが囲んでいた。

 会談にはこの他にアマゾン・ドットコム(Amazon.com)ジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)CEO、テスラモーターズ(Tesla Motors)とスペースX(SpaceX)の創業者でCEOのイーロン・マスク(Elon Musk)氏、フェイスブック(Facebook)のシェリル・サンドバーグ(Sheryl Sandberg)最高執行責任者(COO)、オラクル(Oracle)のサフラ・キャッツ(Safra Catz)CEOが出席した。(c)AFP/Jennie MATTHEW