【12月14日 AFP】エジプト首都カイロ(Cairo)にあるキリスト教の教会で、11日に発生し25人が犠牲になった爆弾攻撃について、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を出した。

 ISは13日にソーシャルメディア上で拡散した声明で、事件はアブ・アブドラ・マスリ(Abu Abdallah al-Masri)という通称の人物による自爆攻撃だったと発表。さらに、「エジプトやあらゆる場所の異端者や背教者」に対する攻撃を継続するとしている。

 アブデルファタハ・シシ(Abdel Fattah al-Sisi)大統領は12日、自爆犯の身元をマフムード・シャフィーク・モハメド・モスタファ(Mahmoud Shafik Mohamed Mostafa)容疑者(22)と断定。内務省によると、同容疑者は現場に残った遺体の一部に対するDNA検査によって実行犯と特定された。(c)AFP