【12月12日 AFP】人気が高まっているドローン(小型無人機)を今年のクリスマスプレゼントにしようと考えている人もいるかもしれない中、国連(UN)の専門機関「国際民間航空機関(ICAO)」は9日、ドローンを飛行させる際の安全上の注意点をウェブサイトに掲載した。

 ICAOのウェブサイトには、重さ25キロ以上のドローンを操縦するには許可が必要だといった、ドローン操縦者がサンタクロースのそりを追いかける前に知っておかなければならない基本的な事柄が掲載されている。

 ICAOは、取扱説明書をよく読み、ドローンは目視できる範囲内で飛ばし、他の人や建物、乗り物などの50メートル以内には近づけず、高度は150メートルを超えないようにし、空港から8キロ以内には近づけてはならないと警告。商用目的でのドローンの飛行には許可が必要な場合があることも指摘した。

 ICAOは、ドローンを安全に飛行させて事故を回避する責任は操縦者にあるとことを常に忘れないでほしい、としている。(c)AFP